フガドコ

広島見るもの歩くとこ

2011年01月

今年も輸入車ショーに行ってきた。
僕は輸入車どころか車そのものにそう興味があるわけではないのだが、ロゴを外すとどれがどの会社やらさっぱりの国産車と違いそれぞれが個性を持った車が数十台揃うのだから、見て回るだけでもじゅんぶん楽しいイベントだ。

去年からは穴埋めに国内の収集家の所蔵品を展示するようになり、見て楽しむことも意識している様子。これはとてもよい傾向。願わくば薄着のお姉さんプリーズ。


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昨年同様鹿児島の羽仁コレクションからの出品。

T型フォード
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メルセデス・ベンツ SLS AMG
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実用性は乏しいけどガルウィングは好きよ。
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自動車の原型「馬無し馬車」の復刻品。
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岡山国際サーキットからジャガー。
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奥がスマートのEVカー、
「スマート フォーツゥー エレクトリック ドライブ」
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今回唯一のお姉さん
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アルファロメオのブースで。
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アリーナ外の廊下で今回も二輪車を展示。

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以前も書いたけどホントそのままヒーロー物に出てきそうなデザインばかり。

何年か前までは中央の大型映像装置を下ろして音響と共に使っていたのだが現在故障中で直る目処は無し。直すにしても回収するにしても億の単位の金が必要なんでもうこのままかも。
映し出す画面が壊れたままなら当然入力側のお仕事も無くなるわけで、知り合いカメラマン曰く今年数件の仕事が消えたとか。

広島の1月の風物詩、都道府県対抗男子駅伝を今年も現地観戦。

広電市内線を土橋で降りて平和公園前まで徒歩で移動。

自転車でなく電車で行く理由は唯一つ。
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地酒である。熱燗で頂いたが飲み終わる頃には体はポカポカいい感じ。と同時に手元は力が入らなくなりこんなんでカメラ持てるのかという有様。

毎年陣取るのは中国新聞社前から平和公園前の平和大通りだけどもここを選ぶ理由は最終ランナーが2回前を通るからと言うもの凄く単純な理由から。

今回の優勝は栃木。
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広島は1区で42位と今までにない順位ですスタートしたが2区以降で徐々に順位を上げ、最終ランナー鎧坂は17位で襷を受け取って走り出した。平和公園を1回目に通過したときは8位グループの中で皆なんとか入賞してくれればいいみたいに思っていた。ところがところがここから脅威の追い抜きが始まり2回目に来たときには京都と激しい3位争いをするところまで追い上げそのままゴールまで抜きつ抜かれつの争いで最終的には3位でゴール。見事表彰台に上がった。
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広島が1区42位から押し上げた順位は39。これは大会史上最高のジャンプアップだそうだ。9890f1db.jpg



本日は仕事帰りに女子の全日本総合ハンドボール選手権大会を観戦。

定時そこそこで会社を抜け出し広島駅から牛田のビッグウェーブまでバスで移動。
地元メイプルレッズの試合が見たかったのだけど、会場到着時には既に次の試合の準備をしている状態。
いくらトーナメント戦とはいえ地元チームのゲーム開始が17時からと言うのはどうにかならないものか。

会場を見ると観客のほとんどは学生と選手の関係者とらしき人がほとんど。仕事帰りとおぼしき人はほとんどいない。
客席の一角でオムロンの応援団が固まって声をあげているのが企業スポーツだなあ。

仕方なくオムロン対北国銀行の試合を観戦。オムロンが点を入れては北国が追いかけるという展開。取ったり取られたりで結局10対9で前半戦終了。
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後半はオムロンが連続で得点をしリードをする展開。試合終了直前に北国が1点差まで追い上げるが今一歩及ばず、20対19でオムロンが逃げ切った。

野球・サッカーが終わってしばらく生でスポーツ観戦をしていなかったのでいい刺激になった。
来週は都道府県対抗駅伝もあるし冬のスポーツを堪能しよう。

帰りにバスセンターから球場を見ると照明の鉄塔が無くなっていた。
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分かってはいたが自分の目で見ると寂しいもんだ。


ここは広島、温暖な土地・・・のはずなのに年末から度々の大雪。

幸いにして市内では大事に至らないけど僕の知り合いの家のある芸北町八幡では180cmを越す積雪。
道路は除雪車が雪をどけても2時間もすればこの有様。
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雪が降ればここ県北のスキー場が喜ぶかと言えばそれも程度次第で、極端な積雪は移動手段の制限となりかえって客が少なかったりする。
この週末も北広島町内のスキー場に続く道では四国や九州からのツアーバスが脱輪やら坂を上れず立ち往生して慌ててチェーンを巻いているのを複数目撃。
プロとはいえ雪が無い地域からだと準備不足になりがちな状況だと素人はもっと悲惨で坂を上がれなかったりノロノロ運転が多数。スタッドレスタイヤを履いている車も2輪駆動だとケツを振って制御不能になったりするので慣れないと亀のような運転になり後ろを確認する余裕もないので延々と車列が続く事になる。
そういう理由もあってこの辺りでは4駆の率が非常に高い。
ついでに言うと自家用の除雪機の所有率も高い。

積雪180cmってのがどんなもんかというとこんなの。
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別に屋根が低いわけではない。豪雪続くと地上に積もった雪と屋根から落ちた雪とがくっついて、夜になると凍って屋根を引っ張ってときには建物が壊れる場合もある。
だから例え家から一歩も出ないにしても雪かきをしないといけない。

そんなこんなで4時間ほど雪かきの手伝い。
最近の雪かきは道具の発達もあって力仕事と言うよりはストレッチに近い感じ。日頃使わない筋肉を伸ばすにはいい運動。
寒さ対策も上下にヒートテックを着用して汗をかいても気化熱で体温を奪われないようにすれば充分。
休日の運動としては実にいいものだったのだけど往復3時間づつの運転はちとつらいなあ。


鯉城会館で開かれた映画「告白」上映会&湊かなえトークショーへ行ってきた。
このイベントはひろしま文化振興財団の主催で、広島市内に在住か勤務する人を対象にした物。
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あちこちでチラシやポスターを見て興味はあったが司会者に一抹の不安を感じて応募していなかったのだが、
当の人物が「面白いから、しっかりやるから」と力説するので葉書を出してみた。

プログラムとしてはまず映画「告白」を上映したあと30分ほどのトークショーをするというもの。
僕は今回初めて鯉城会館のホールに入ったのだけど全面木張りで余計な突起のないホールはなかなかいい環境だった。
舞台が狭いのが難点だけどここでの演奏はいい音がするのではないだろうか。

原作を読んでないから比較は出来ないけど映画「告白」は次々と視点が変え、それぞれが真実を告白しながらも
淡々と主人公が追い詰めていく様は素晴らしい出来だったと思う。

それと「松たか子も年取ったなあ」というのが素直な感想。

後半のトークショーで司会をするのは中小の出版社に代わり書店営業をしたり、作者と出版社の間を取り持つ(株)イーセットの財津さん。
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僕の中ではどんな大事なことでもコロッと忘れたり、話を明後日の方向へ持って行く名人。

最初は恐る恐る聞いていたけど財津さんが湊さんに質問形式で問いかけうまいこと話を引き出し、予定に30分はあっという間に過ぎていった。

主な話の内容をざっと書くと、

湊) 昨年大晦日の紅白の審査員になって小林幸子の鶴が飛ぶ様に
   手を叩いて大笑いしていたらしっかりテレビに写っていた。

財) 映画「告白」監督が書店で単行本を見て作りたいと思った。
   書店の魅力は?
湊) 書店だと知らない本を見つけることが出来るし、 
   自分が知らない本が沢山あることを知ることが出来る。
   書店は出会いの場。
湊) 女性作家は目的を持って買いに行くが、
   書店で見かけた本を手に取り最初の1ページを見ると
   相性で買ってしまうことがよくある。

湊) 最新刊「往復書簡」はタイトル通り文通で出来た物語。
   手紙でしか出来ないこと、手紙なら出来ることを
   書いてみたくなった。
   小説をを書いたことのない人がほとんどだが、
   手紙なら書いたことのある人が多い。
   1990年代青年海外協力隊の体験が生きている。
   メールがない時代に沢山手紙を書いた。
   手紙を書くことで改めて相手を知ることが出来る。
   手紙でこんなことが出来るんだと言うことを書いた。

湊) 書き続けることは失踪したいと思うぐらいに苦しい時もある。
   (自分は次々にアイデアがわいてくるのではなく)
   ごま油を絞るぐらいにしかアイデアが出ないタイプ。
   (アイデア)が出ても出なくても
   1日の枚数を決めて書いてそれを足したり消したりする。

湊) 自分の手を離れると作品は手に取った人の物。
財) 電子書籍だとそのような事は感じないのかも
湊) まだ電子書籍は持っていないし、
   自分の作品は出版されていない。
   本屋大賞をもらったので本屋さんを大事にしてしまう。
   もし電子書籍で作品を出すなら
   電子書籍ならではのものを作りたい。

財) アカデミー賞の外国語映画部門の日本代表に
   ノミネートされている。
   結果は今月25日発表。もし選ばれたレッドカーペット。

湊) そうなったらタキシード着て、あっ私はタキシードではない。
   財津さんは連れて行きませんよ(笑い)

湊) (小説を書くことは)陸上の長距離を走るような物で
   声をかけてくれる人がいて1人のようで1人でない。
   編集・装幀など孤独のようで孤独ではない。
財) 出版人としてそう言ってもらえると嬉しい。

湊) 3月15日に新刊「花の鎖」が出る。
   自信を持って読んで下さいと言える。
   「告白」はアクが強いので好き嫌いが分かれる。
   「花の鎖」を読んで駄目なら
   相性が合わないので他の作家へ行って下さい。
   そろそろ「告白」の湊かなえから脱したい。

湊) 出版記念サイン会はいつも東京大阪で
   広島は集まらないだろうと1回見送られた。
   福山は定員オーバーで「どうだみたか」と思った。
   こんな性格です。
   広島は熱気があって本好きがいる街というのを見せたい。
   他の地方出身の作家も広島でサイン会をするようになって
   ムーブメントは広島からと言うようになればいい。
   その際には私のコーナーの設置をお忘れなく。

以上。実に濃い時間だった。
正直な話、湊かなえさんの作品は未読なのだがこれを機会に読んでみようと思う。
とっかかりとしては文庫化されている「告白」からがいいかな。
もっともその前に部屋中に積んである未読の本を片付けにゃいかんのだが。

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