今年も無事に広島と長崎の平和式典を終えることができました。私自身被曝2世であり遺族でもありますし広島の方の式典には少しばかり関わりがありますので今年の8月6日と9日を振り返ってみたいと思います。

6日の日の朝は式典が始まる前から会場となる平和公園の川向こうとなる原爆ドーム前で拡声器で労組系とおぼしき団体が声を上げていました。中身はといえば広島とも原爆ともほとんど関係ない政府批判です。朝早く暗いうちから参拝し亡くなった身内に祈りを捧げる人達の気持ちなんか一片も顧みません。なぜ彼らの活動がが世間から疎まれ衰退していったかがよくわかるります。

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8時前になると慰霊碑脇の規制線外から「あべかえれ!」の声が上がりました。叫んでいたのは声からして毎年労組系の先頭で扇動をしている活動家と思われる女性。しばらくしたらSPとつまみ出されていきました。

平和宣言の最後で8月8日と日付を間違え慌てて6日といい直しました。松井市長に取って8月6日より大事な8日が何の日かは分かりませんがこうなる前兆はありました。前日の5日夕方のリハーサルで松井市長は平和宣言の途中まて読み上げて「こんなもんでいいでしょ」ととっとと切り上げてしまったそうです。同じ途中で止めるにしても他に言い方はあったでしょう。そこに居合わせた皆は広島の市長がこんなに軽くていいのかと思い不安がよぎったそうです。そうしたら案の定です。このことを報じた地元マスコミは私の知る限りなくネットでちらほらと見た程度でした。何かにつけて市長という仕事に取り組む姿勢が軽くその為何度か舌禍を起こしてます。このような職務に対する不誠実な態度は市民に取り判断材料だと思いますが何故かメディアは市長にひどく寛容です。

平和宣言が終わり小学生による平和への誓いが読み上げられ出しますと資料館東館北側に集まった損保会社の拡声器が音を出し始めました。彼ら自身の慰霊祭を始める為でありますが周辺には木陰でモニターやスピーカー越しに式典に参加されている人たちが多数います。そもそも公園内で拡声器の使用というのがかなり非常識であると思います。しかしそんなことは御構い無しに彼らは進めていきました。

最後に9日の話です。社外を移動中はラジオをつけてることが多いのですが事前に番組表を見ていたので11時前にRCCからNHKへチャンネル変更をしました。
平和への誓いまで聞きラジオのチャンネルをRCCへ戻すと相変わらず甲高い笑い声でバカ話。正直ムッとしました。
RCCでも11時から鐘の音、黙祷、広島と長崎を伝える意義を語りスポンサーである長崎のジャパネットの方と長崎の様子について語り合う短いながら良い話であったと局の方は言われました。
しかし残念ながら私にはチャンネル変えた瞬間に聞こえた甲高い笑い声は例えるならば法事が終わらぬのにバカ笑いしてるようにしか聞こえなかったのです。また日頃から広島の長崎に対する冷淡さを実感しているだけに僅か数分の扱いで良いのかという思いもありました。

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