フガドコ

広島見るもの歩くとこ

2018年05月

サンフレッチェ広島のホームスタジアムであるエディオンスタジアム(広島広域公園陸上競技場)のトイレ洋式化業務が入札公示されています。

エディオンスタジアムはクラブライセンス判定において洋式トイレの数と屋根のカバー率がB等級を充たしておらずJリーグより抜本的な改善計画の提出などの制裁が科せられています。

トイレ洋式化は新スタジアム建設への道筋が見えぬ中で当面の措置としての現ホームスタジアム改修の一環です。
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改修工事はスタジアムの利用に支障が少なくなうよう複数回に分けて行われ、今回はメインスタンドの男女トイレ大便器の約半数を洋式化します。工期はJリーグのW杯中断期間を利用した7/27までとなっています。

仕様書によれば便器の交換、現在内開きの扉をそのままでは便器にぶつかるので外開きに変更が主な工事内容となっています。動線や照明などは手をつけないようです。使用する便器はTOTOのコンパクトタイプのCFS497BMC、便座がTC301となっています。既存の個室でも設置出来るコンパクトさが採用の一因のようですがそれでも一部の個室については斜めに設置することになっています。またタンクのないフラッシュタンク式を採用し従来のものより約半分、1980-2005年の機種に比べ約1/3の水使用量で済むようになっています。さらには20秒で連続洗浄できるため混雑緩和が期待できます。
 
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                                     TOTOサイトより

ウォシュレットや温熱便座は今回は見送られています。ウォシュレットは水圧式もありますが温熱便座はどうしても電源の新設が必要なので予算上もやむを得ないでしょう。
今回の工事の入札予定価は1371万円、今回の改修台数は36台ですので1台あたりですと約38万円です。

今年度トイレ改修に計上された予算は4910万円、今回の入札と同様に計算すると約130台が洋式されることになります。クラブライセンスが求める洋式大便器の数は1000人に5台以上となっていますのでエディオンスタジアム収容人数35000人で考えると175台の洋式化が必要です。満員の60%をとするいわゆる60%ルールを適用すると105台の改修でライセンスはクリアします。広島市が満員と60%ルールの中間の台数にしたのは恐らくはこの約130台という数がエディオンスタジアムの大便器の数なのではないでしょうか。だとすれば今の基準からするとトイレの数自体が不足しているということになります。サッカー以外のライブなどでもトイレの数が少ないという声は聞こえてきます。今回の改修でとりあえずトイレに関してはB等級をクリアし制裁は無くなりますが手つかずの屋根を含め根本的な対策を講じる必要があると考えます。






マツダスタジアムの広島駅からの歩行者用道路の整備がようやく動き出しました。

平成21年にマツダスタジアムが完成当初から広島駅とスタジアムの間の歩行者による渋滞は問題となっていて、広島市はこれを解決するべく翌22年2月に愛宕踏切からスタジアムを結ぶペデストリアンデッキの予備設計に着手しました。23年4月にはCブロック再開発組合が再開発ビルの3階に歩行者デッキを整備する都市計画を決定し、27年には再開発ビルの歩道デッキに着手し28年には歩行者デッキに接続するペデストリアンデッキと階段の整備を行いました。

この様に当初はCブロックからスタジアムまでペデストリアンデッキで繋がった計画でした。愛宕踏切から先もJRが旧宇品線跡地をデッキ用地としての提供を承諾したことにより早期に実現するかと思われましたが、28年8月になってカープロード沿線へ飲食店の出店が相次ぎ生まれた賑わいへの配慮をとの地元社協からの申し出などにより愛宕踏切周辺のみの高架化へと大幅に縮小され着工ました。

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今年度はEKI CITY(駅前再開発Cブロック)東端から愛宕跨線橋までの連絡橋建設工事と愛宕踏切以東JR敷地内の埋設物調査・道路設計が入札公示されています。


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来年度末には踏切車道を越える高架橋建設と歩道拡幅が完成するものと思われます。

最終的に広島駅と愛宕踏切越えまでが2階デッキレベルで接続されるには駅ビルの建て替えとEKI CITYとの連絡橋の完成を待たねばなりませんがとりあえずは一歩進んだということに喜びましょう。

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