広島市を南北に貫く主要な動脈である国道183号に右折レーンの設置が検討されています。

国道183号の西区三篠から安佐南区緑井の区間は国道54号線として建設されましたが祇園新道開通後の2008年に管理を国ではなく地方自治体が行う3桁国道の183号線となり管理が広島市に移管されました。

上記区間では月曜から土曜の朝7時から9時は片側2車線のうち1車線がバス専用レーンとなりバス・タクシー・2輪車しか走行できないうえに、右折レーンがないため交差点に右折車がいると混雑に拍車がかかります。県警による取り締まりのない安佐南署より南ではバスレーンに一般車の流入が常態化しバスの運行にも支障をきたしています。

渋滞の改善には拡幅や右折レーンの設置が有効なのでしょうが2019/10/4付の中国新聞では”ただ、道路を管理する区によると、改良の予定はなく、地域整備課は「右折レーンの設置には道路の拡張が必要。沿線には土地の余裕がないため、設置は難しい」と話す。”と書かれています。


しかし2020/2に 若林市議が自身のHP で広島市が右折レーンの設置を検討しているとことを明らかにしました。
バス、JRの利便性の向上については、郊外部(可部地区)から都心へのバスの走行環境を改善するため183号に右折車線を整備するよう求めました。当局は、「西原一丁目交差点」に右折車線を整備するため、県警とも協議を進めることを明らかにしました。

この西原1丁目交差点は国道183号線と都市計画道路西原山本線が交差する箇所で山本地区やイオンモール祇園、春日野住宅団地に出入りする車で通勤時間帯以外でも交通量の多い交差点です。

nisihara1tyoume

拡張用地が乏しく右折レーン設置は困難としていた広島市が方針を転換した理由ですが、航空写真を見るとに交差点東西は果樹畑になっています。この付近に詳しい方に話を伺ったところ地権者は同一で国道183号(当時は54号)建設時に敷地の中央を貫く形で用地買収となり所有地が細分化され以後有効な使い方ができなかったそうです。市が検討を始めたという事は地権者が買収に前向きということでしょうからなるべくこれ以上の細分化は避け一括して買収しバス停の移設や歩道の拡幅、西原山本線の車線拡幅などに役立ててることや、なにより一刻も早い事業化を望みます。