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学生時代というから、かれこれ10年以上前に購入したものです。

大阪の駅前ビルにあったレモン社でケース込みで¥18,795でした。80周年記念モデルということでテーブル三脚とのセットでなかなかお買い得だったのを覚えています。当時は専ら公共交通機関での移動でしたから、私の体力で他の荷物と一緒に運べるのはこの大きさが限界でした。他にもVelbon等の選択肢もありましたが、当時は海外メーカーの方が国内メーカーよりも金属の扱いが巧みで同程度の強度ならばManfrottoやGitzo等の海外メーカーの方が軽量でした。取り扱いの本庄商会が神戸の会社であったことも決め手のひとつでした。この前年が震災でした。

学生時代はそれこそどこへ行くにも担いでましたが、広島へ戻ると、風景をあまり撮らなくなったことも影響して押入れの奥で埃をかぶっていましたが、車を購入して再び桜をはじめとする風景写真に手を出した為に復活と相成りました。

今年の春に千鳥別沢で山桜を撮影した際、止めネジを紛失したためにキタムラにパーツを注文しました。数年ぶりに取説を出してみると、分解図に部品番号が振ってあり、部品が欲しければ、取扱店にパーツナンバーで注文するようにと書いてありましたので、そのようにしました。ちなみに止めネジとワッシャーと蝶ナットがセットの型番でした。

10日ほど後に店から連絡があり、取りに行ってみると思わず
「ゲッ」となってしまいました。私が頼んだパーツ番号と取り寄せしたパーツ番号とが違うのです。この三脚、長期間にわたり生産された三脚でマイナーチェンジを繰り返したために同じ名前の三脚でありながら、各部のパーツが大きく違うのです。ちなみにパーツ番号は私が頼んだのはR190.05。届いたのはR190.324。

で、届いたパーツはネジの色が違うは、バネが入っているは、極めつけは蝶ネジの軸が非常に短い。パッと見は全然違う部品に見えます。
 まあ、私が無くしたのは六角ボルトのみだから残った部品を組み替えればいんですけど、これも色違いだしなあ。試しにこの蝶ネジを付けてみると、・・・付かない。
蝶ネジが本体に干渉して回らないんです。短くなった軸の分だけ、スペーサーをかませば使えるのでしょうけども、それは本末転倒です。税込みで¥733なので文句は言いませんけどね。(書いてるじゃないかという突っ込みは無しで)

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私が注文したぱパーツ番号が三脚のどの部分かを調べて、それが後継の三脚のどの部品に対応するか調べてくれたのでしょうが、そこまでするのなら、部品の形状の確認ぐらいはして欲しいものです。取り扱いが本庄からメーカーであるボーゲンの日本法人に移行したらその辺の質が落ちたのでしょうか。

ちなみに現行の190CLはレバー式なので、そのうちネジ頼んだらレバーが届くことは・・・あるかも。

車で移動するようになると、この190はちょっと小さくて、もう一回りおおきくてもいいかなと思ってます。F5に望遠レンズをつけるとちょっと脚が貧弱に見えます。#055でも買いますかねえ。そのときは#190は屋内用に転進ですかね。