日曜日に市内に出た際、グリーンライナーの宮島口行きの車両に
PASPYの読み取り機が設置されていました。
2008年度中に市内軌道線、2009年度に宮島線導入予定ですから
そろそろ設置されてもおかしくないのですが、
連結車両に取り付けられているのをはじめてみましたので気になっていました
ただ、全く想定してなかったのでどの車両だったか確認していませんでした。

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その後乗ったグリーンムーバやライナーには設置はされていなかったのですが、今日、帰宅時に広島駅から乗ったグリーンライナー3953号(外観はちっともグリーンでないのですが)には設置されていました。
運転席横には降り口を挟んで反対側に、乗り口には整理券発券機の場所に据付で、車掌席にも小さなモニタの付いた読み取り機が旧来の運賃箱に建て増しされた状態で置かれていました。

同じような編成で設置さている車両とそうでないものとの差は恐らく宮島線専用車と市内線との兼用車との違いだと思います。


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この中で気になったのは車掌席にあった専用の読み取り機です。明らかに背面に各種精算用のボタンがついています。従来の広電のアナウンスではPASPY導入後は車掌を廃止して連結車も運転手のみのワンマンでいくということでしたが方針が変わったのでしょうか。それとも、車掌用の精算機はあくまでも移行時の経過措置のものなのでしょうか。そうなると、信用乗車で車掌を廃止してコストダウンという目論見が崩れてしまいます。
私は広電という会社は2重投資を極端に嫌う会社ですのでこれはあくまでもラッシュ時のみ車掌が乗り込んで使うものだと思います。現在、朝のみ西広島の一部が駅改札になっているのと同様の発想ではないでしょうか。

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けどねえ、私は車掌の存続すべきだと思います。市内の電車では、観光客が道を聞いたり車椅子の乗り降りの介助など人手が結構必要とされています。私も先日車椅子が降りるのを手伝いましたが最低でも2人は人手が必要です。そういうことまで運転手が借り出されれば電車は進めなくなります。

大体、子供づれの時や不足金額の精算とか、電車の中で人間の手を介さないといけないシステムなんだから廃止は見直したほうがいいですよ。
広電さんも電車が単なる輸送手段ではなく、街の案内役としての顔を持っていることをもっと自覚して欲しいものです。

ただ、外国人の観光客に対応できるようなレベルにしておかないといけないでしょうね。以前はバイトの大学生とかいて結構対応できていたのですがのですが勤務時間が苦しいこともあり最近は見ませんね。
広電さん長続き出来るように労務を見直すか、採用方法を考えないといけないんじゃないでしょうか。
土橋を通る電車なんか結構大変ですよ。格安の外国人向けユースホステルが出来たから大きな荷物を持った観光客が頻繁に乗り降りしてますからね。せめて簡単な英文の地図くらい持つようにすればいいのでは。

では。