かっては西区の庚午に「ブランジェリー マガラ」というパン屋がありました。
曰く並ぶ端からパンが消えるとか、購入本数に制限があるとかいろいろな伝説がある店でした。いや、私が行くときはいつもそんなことは無かったんですけどね。多分、他人と行動パターンというか時間帯がが違うからでしょうね。
そんな素敵な、私が休日には”散歩”と称して20分かけて歩いて行くほどの店が突然閉店したのは2006年でした。
(余談ですが市民球場から広島駅までが大体20分強です。)

そんなマガラがこの10月に名と場所を変えて新たにオープンしたという話を聞きました。
場所は広島のアンデス西風新都、名は「アゴラ」
アゴラとはローマでいうところのファールム(フォーラムの語源)にあたるのですが都市の中心にある民会と市場が立つ広場でいわばその都市の政治と経済の中心を意味します。なんと大胆な名前と思ったのですがひょっとして直訳の広場や市場の方からとったのかな?

店があるのはこころ団地への道を上がりきり、右へ大きく曲がってすぐのガソリンスタンドの裏。4、5台の駐車スペースがあります。
さて、この日店に入ったのは16時過ぎ。しかし、店内の棚にはパンは無く尋ねるとカウンター上にクロワッサンがあるのみ。あのー、案内には15時まで仕込みとあるんですが・・・。うーむ、伝説は健在なりですか。
8910cfe1.jpg


というわけでクロワッサンを買い占めて(笑)帰りました。
このクロワッサン。通常の大きさのものと違い、つまんで一口で食べられる大きさのものが数個セットになったものです。1袋200円です。

1c478a0d.jpg

家に着くと早速食べてみたのですが表面がサクッと仕上げてあるのにバターの味はしっかりしていて食べるごとに口に広がる感じ。それでいてこの店の特徴でもあるしっかり小麦は相変わらずでもう、丁寧な仕事をしているのがひしひしと感じるのです。
よし、絶対今度はもっと買ってやる。

追伸、斜向かいに出来たケーキ屋も評判いいそうです。