ちょっと早いけど彼岸の墓参りです。
我が家の、というか私に連なる墓は県内各所のある為墓参りも一日仕事です。
それなのに墓前で手を合わすよりカメラ構えている時間の方が多いのは何故だろう(笑)まあ、今回は3脚かついで拝まんぶんだけましじゃないかな。

今回立ち寄ったのは旧可部線の安野駅と加計駅。
両駅ともディーゼル車が保存されています。以前のレポートはこちら

旧可部線安野駅。今回は猫はいませんでした。
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ここは線路に駅舎、ホーム踏切と駅の設備が一式残っているのが魅力です。

ここに保存されているキハ58は内部が貸し座敷になっている関係で連結部の蓋がしっかりとした造りです。de604c7a.jpg



改札口に切符を入れる箱も残っています。
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駅舎内の待合室には木製のベンチが当時のまま残っています。
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最近ではよくサイクリングの休憩場所にもなっています。

待合室に置いてあるノートをめくると見たことある名前が。
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コスタリカ方式で比例に回ったので難を逃れた某自民党議員さん。地域のイベントにこまめに顔を出すの評価点対象ですが、わざわざ名前を記すのは自己顕示欲のような気がするなあ

こちらは加計駅のキハ28。
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車両よりも車庫の方が大変な気がします。一部屋根がない部分もありますし。

こちらは裏側。
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前回は気がつきませんでしたが連結部の蓋はベニヤ板なのね。

片上鉄道から来たマクラギ更換機「KHR-106A」
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駐車場内に輪切りで残された旧加計駅のホーム。
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奥に保存車両が見えます。ホームと線路が残っているのに両者が繋がっていないのは廃線時の複雑な事情から。

このように安芸太田町内には旧可部線の車両が2箇所で保存されています。駅が丸々残っている安野駅か動態保存の加計駅です。しかし、見ての通り非常に中途半端。今のままだとどちらも観光資源としては弱いので、いっそのこと安野駅に加計駅の車両やレールを移すわけにはいかないでしょうか。キハ28保存会も鉄道公園を目指すなら、町と喧嘩しながら残した加計駅よりも花の駅として観光客が来る安野駅の方が見学客も期待できると思うのですがどうでしょうか。