旧広島市民球場跡地関連に関わらず、広島市内でホールが少ない足らないという話を聞くのですが話を聞いてみると大ホールではなくちょっとした講演会やアマチュアの演奏、映画の上映などで使えるような100人から200人規模のホールが少ないというのが実情の様です。

市内には閉館した映画館が幾つかありますがこういう閉館した映画館を小ホールとして活用できないでしょうか?

広島市内中心部の八丁堀交差点近くにある東急ハンズ広島店の入居している「広島東映プラザビル」の最上階にあった映画館「広島東映、広島ルーブル」は1995年完成、2009年閉鎖です。席数は広島東映が258人、広島ルーブルが178人です。ビルを所有する東映は映画館再開の希望を持っていて映画館は閉鎖時のままだそうです。


所有者より広島市が借りて外郭団体やNPOに運営を委託して各種団体に貸し出す。ステージが狭いために演劇のは無理ですが、映画や公演、落語や音楽などには対応可能だと思います。演劇でも練習用としては使えます。
市内中心部という環境から平日でも需要はあるでしょうし、集客できるようになれば下層の東急ハンズにもメリットはあると思います。

ホール使用料だけでは管理運営費を賄えず広島市が足らない分を補填する必要があると思いますが、それでもホールを新規に建設することを考えればメリットはあると思います。

建物データ
設計者:東急設計コンサルタント
所在地:広島県広島市中区八丁堀16-10
主用途:商業施設
竣工:1995年

450PX-~1
<Wikipediaより転載>