旧市民球場跡地向かいのかって喫茶店マリーナのあった広島マツダ大手町ビル(旧東京海上広島ビル)が工期が1年半という大規模な改修工事を計画していることを告知する看板が出ています。
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この看板を見る限り増築部分が鉄骨造ということですので敷地内に併設する立体駐車場を解体して再構築するようです。 もしかすると機械式駐車場の更新の時期なのかもしれません。
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この改修で注目すべきは設計者が広島の三分一博志建築設計事務所であることです。事務所代表の三分一氏はオタフクソースのWood Eggに見られるように環境を意識した建築家です。これは、増築だけではなく、ビル全体ののリニューアルまで行うということではないでしょうか。そうでなければアトリエ系建築事務所で設計する必要はありません。
願わくば原爆ドームの隣に存在するにふさわしい広島の顔となるビルになることを望みます。
またこのビルは現在公開中の映画「夏休みの地図」のスタッフルームとして1階が提供されました。広島マツダさんには今後も広島をアピールする場所としてこのビルを使って頂ければなと思います。